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10月, 2022の投稿を表示しています

高齢者のマイナンバーカード | キャッシュレス決済しない人にはメリットのないキャッシュバック

(Jimmyblog-No.0032) 高齢者もマイナンバーカードを作るべきか マイナンバーカードを作るべきなのかと悩む高齢者が多いようです。実際のところどうなのでしょうか?メリットと負担・リスクをまとめ、考えてみました。 現況では高齢者にはメリットより負担やリスクが大きい 現況では、負担に感じるのであれば作らなくてもよいと考えます。理由は、 メリットより負担やリスクの方が大きい ように思うからです。また、そもそも 今あるもので間に合っている からです。 マイナンバーカードを作るメリット メリット としては ①写真付きなのでこれ1枚で身分証明書になる ②キャッシュバック2万円+α。 ただしキャッシュレス決済利用者限定 ③病院で診察券として使える。 ただし対応している病院はまだほとんどない マイナンバーカードを作るときの負担・リスク 負担・リスク としては ①作る手間。写真を撮って書面orネットで個人情報を書き込み、日をおいて連絡があったら市などへ取りに行き、複数の暗証番号を決める。かなり煩雑で時間もかかる。 ②カードが1枚増えて管理が大変になる ③紛失や盗難に遭った時のリスクが高い などが考えられます。 ケース・バイ・ケースなので、メリットが大きい場合も ただし“いや、ウチは家族が手伝うし管理するから大丈夫”“新しいもの好きでむしろ作りたい。作る手間も管理も苦にならない”などの方は別です。そうであれば、高齢者だということを意識せず判断しても良いでしょう。 高齢者のマイナンバーカード、しばらくは様子見 また今後、現在の保険証が廃止される時が来たら、作らざるを得ないこととなりますが、まだしばらくは様子見でよいのではないかと思います。

イデコ | 本当は何がおトクなのか?確実なのは掛金による節税部分

  (Jimmyblog-No.0031) イマイチよくわからないイデコ 「イデコって年金を増やすものだと言うけど、“自分で投資商品を選んで運用”する?危ないのでは?始め方もイマイチわからないし・・」と思っていませんか? イデコへ加入すると節税できるのか? あなたがもし、 毎年所得税・住民税をある程度支払っていて、毎月(Min5千円~)プールできるお金の余裕があるなら、その答えはYes。イデコは有益な節税商品 になりえます。 “イデコは3回おトク ”は本当? イデコで節税できる理由を、よく聞く“3回おトク”の場面ごとに見ると・・ ①掛金で節税 確実なのはこの部分。掛金が全額所得控除できるため、税率分(所得税5%~45%+住民税10%)のお金が毎年手元に残っていきます。累計では結構な金額になることも。 ②運用で節税 選ぶ商品によります。元本割れがイヤで定期預金を選ぶと、大損するリスクはないが運用益非課税でトクすることもありません。 『投資信託を選んで儲かったら』という条件付きのメリット です。 ③年金をもらう時も節税 受取時には退職所得などとして大きな非課税枠が使えるため、有利です。ここで課税されてしまうと①の意味が無い、とも言えます。 銀行の定期積立とイデコは何が違う? 銀行に定期積立していても利息はわずかで1円も節税になりませんが、イデコに加入して定期積立すると節税が可能 になります。 イデコの運用商品の選び方 堅実にいきたい場合、あなたが若いなら①でトクする金額の範囲でリスクをとって②の運用で投資信託商品を選ぶのもアリかもしれません。運用結果をみて配分を変えるなどもできます。しかし年齢によっては、もうリスクはとらず、定期預金で①と③により確実に節税するのがよいかもしれません。 もうちょっとお金ができてから始める?いいえ、イデコはできるだけ早く始める方が有利 どちらにしても③の 退職所得の非課税枠は、掛金の多寡にかかわらず加入期間が長いほど大きくなるため、少額からでも早く始めるほど有利 です。 イデコはどうやって始める? 始め方は、まず複数の取扱金融機関(銀行や証券会社など)へ資料請求し、比較検討してみると良いでしょう。加入手続方法なども案内してあります。

結婚と保険 | 結婚や子の誕生時には民間の生命保険加入は必須?公的保険を知っていますか?

(Jimmyblog-No.0027) 子どもができたら生命保険? “結婚したら、まして子どもができたら生命保険に入っておかないと、何かあったとき大変なことになる” って本当でしょうか? 自分が死んだら妻子は路頭に迷う?いいえ、公的年金保険があります 「自分が事故などで死んでしまったら、配偶者と子はお金に困るのではないだろうか・・?」 と心配になりますよね。ですが、サラリーマンも自営業者も、 公的な年金保険 にすでに入っているはずです。はず、とは、自営業者の場合、国民年金の掛金をきちんと支払っている or 支払っていないが免除手続をしていれば OK 。サラリーマンは給与天引きされているので、自分では何もしなくても OK です。 公的年金保険は何をしてくれる? さて、働き手のあなたに万一の事があった時、公的な年金保険は何をしてくれるのでしょうか?そんな時には、 配偶者と子は、子が 18 才になるまで「遺族年金」がもらえます。 あなたが自営業者なら・・ あなたが自営業者なら 『遺族基礎年金』 で、その金額は、子どもが 1 人の場合、 約 100 万円(配偶者 78 万円 + 子 23 万円) / 年× 18 年≒ 1,800 万円 ・・・① つまり、 民間の生命保険に入らなくても、家族のためにすでに 1,800 万円の保険に入っているのと同じ 状態です。 あなたがサラリーマンなら・・ そしてあなたがサラリーマンで男性なら『遺族基礎年金』プラス『遺族厚生年金』となり、その金額は、たとえば 月給 30 万円 の場合、 30 万円 × 5.481/1,000 × 300 月(みなし、 Min )× 3/4 × 18 年≒ 660 万円・・・② ①+②= 2,460 万円の生命保険に入っているのと同じです。 注意!公的年金保険をもらえないとき 公的年金は意外に(?)手厚いので、いたずらに不安に思う必要はないかもしれません。 ただし、前 1 年間に掛金を滞納している 月があると、 1 円ももらえない場合も。 自営業者、転職歴のあるサラリーマンなどは注意が必要です。不安な方は早急に年金事務所などで確認し、納付もれがあれば納付しておくことをお勧めします。