イデコ | 本当は何がおトクなのか?確実なのは掛金による節税部分

 (Jimmyblog-No.0031)

イマイチよくわからないイデコ

「イデコって年金を増やすものだと言うけど、“自分で投資商品を選んで運用”する?危ないのでは?始め方もイマイチわからないし・・」と思っていませんか?

イデコへ加入すると節税できるのか?

あなたがもし、毎年所得税・住民税をある程度支払っていて、毎月(Min5千円~)プールできるお金の余裕があるなら、その答えはYes。イデコは有益な節税商品になりえます。

“イデコは3回おトク”は本当?

イデコで節税できる理由を、よく聞く“3回おトク”の場面ごとに見ると・・
①掛金で節税
確実なのはこの部分。掛金が全額所得控除できるため、税率分(所得税5%~45%+住民税10%)のお金が毎年手元に残っていきます。累計では結構な金額になることも。
②運用で節税
選ぶ商品によります。元本割れがイヤで定期預金を選ぶと、大損するリスクはないが運用益非課税でトクすることもありません。『投資信託を選んで儲かったら』という条件付きのメリットです。
③年金をもらう時も節税
受取時には退職所得などとして大きな非課税枠が使えるため、有利です。ここで課税されてしまうと①の意味が無い、とも言えます。

銀行の定期積立とイデコは何が違う?

銀行に定期積立していても利息はわずかで1円も節税になりませんが、イデコに加入して定期積立すると節税が可能になります。

イデコの運用商品の選び方

堅実にいきたい場合、あなたが若いなら①でトクする金額の範囲でリスクをとって②の運用で投資信託商品を選ぶのもアリかもしれません。運用結果をみて配分を変えるなどもできます。しかし年齢によっては、もうリスクはとらず、定期預金で①と③により確実に節税するのがよいかもしれません。

もうちょっとお金ができてから始める?いいえ、イデコはできるだけ早く始める方が有利

どちらにしても③の退職所得の非課税枠は、掛金の多寡にかかわらず加入期間が長いほど大きくなるため、少額からでも早く始めるほど有利です。

イデコはどうやって始める?

始め方は、まず複数の取扱金融機関(銀行や証券会社など)へ資料請求し、比較検討してみると良いでしょう。加入手続方法なども案内してあります。







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