結婚と保険 | 結婚や子の誕生時には民間の生命保険加入は必須?公的保険を知っていますか?

(Jimmyblog-No.0027)

子どもができたら生命保険?

“結婚したら、まして子どもができたら生命保険に入っておかないと、何かあったとき大変なことになる”って本当でしょうか?

自分が死んだら妻子は路頭に迷う?いいえ、公的年金保険があります

「自分が事故などで死んでしまったら、配偶者と子はお金に困るのではないだろうか・・?」と心配になりますよね。ですが、サラリーマンも自営業者も、公的な年金保険にすでに入っているはずです。はず、とは、自営業者の場合、国民年金の掛金をきちんと支払っているor支払っていないが免除手続をしていればOK。サラリーマンは給与天引きされているので、自分では何もしなくてもOKです。

公的年金保険は何をしてくれる?

さて、働き手のあなたに万一の事があった時、公的な年金保険は何をしてくれるのでしょうか?そんな時には、配偶者と子は、子が18才になるまで「遺族年金」がもらえます。

あなたが自営業者なら・・

あなたが自営業者なら『遺族基礎年金』で、その金額は、子どもが1人の場合、100万円(配偶者78万円+23万円)/年×18年≒1,800万円・・・①
つまり、民間の生命保険に入らなくても、家族のためにすでに1,800万円の保険に入っているのと同じ状態です。

あなたがサラリーマンなら・・

そしてあなたがサラリーマンで男性なら『遺族基礎年金』プラス『遺族厚生年金』となり、その金額は、たとえば月給30万円の場合、30万円×5.481/1,000×300月(みなし、Min)×3/4×18年≒660万円・・・②
①+②=2,460万円の生命保険に入っているのと同じです。

注意!公的年金保険をもらえないとき

公的年金は意外に(?)手厚いので、いたずらに不安に思う必要はないかもしれません。
ただし、前1年間に掛金を滞納している月があると、1円ももらえない場合も。自営業者、転職歴のあるサラリーマンなどは注意が必要です。不安な方は早急に年金事務所などで確認し、納付もれがあれば納付しておくことをお勧めします。

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