サラリーマンの年金 | ねんきん定期便より正確に自分で試算する方法

(Jimmyblog-No.0006)

サラリーマンが自分で年金を試算する方法

将来、自分はどのくらい年金がもらえるのだろうか・・・と思ったとき、どうすればよいのでしょうか?ねんきん定期便を見ればよいのでしょうか? 

ねんきん定期便は見方を誤ると危険

『ねんきん定期便』(日本年金機構から毎年届く)には、50才になるまでは、これまで支払った掛金からの計算結果しか書かれておらず、若い人ほど一瞬驚愕しますが、これは将来の見込額の参考にはなりません。50才になると見込額が書かれるようになりますが“60才まで現況キープ”という仮定が前提なので、混乱しがちです。

年金を自分でざっくりと計算する方法

そんなとき、ざっくりとなら自分で計算できます

(例)現在40才のAさん(勤務年数15年、平均年収300万円)が65才まで勤務し、平均年収は300万円だった場合の年金は・・・?

サラリーマンの年金は、国民年金と厚生年金の2階建です。Aさんの場合、25才で就職し、65才までの40間(40年×12月⇒480)厚生年金に加入しているので、同じ期間、国民年金に加入している取扱いとなります。

①国民年金・・・78万円(満額)×480(加入月数)/480月(40年)=78万円/

②厚生年金・・・300万円(平均年収)×5.481/1,000×40(勤務年数)≒66万円/

年金見込額は①+②=144万円/年、つまり月額12万円の年金収入となります。

転職や変則的な働き方をしたり“年金少なっ!”と思ったとき

変則的な働き方をしていて自分では計算無理、と思ったら、社労士か年金事務所に相談するとよいでしょう。少なっ!と思ったときは、未納の期間などがあるのかも。事情により、いろいろな減免制度もあり、何もしないより年金が増える可能性もあります。そのようなアドバイスももらえます。

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