教育訓練給付金 | 傷病や出産退職者は20年後でも10万円給付ありかも
よくわからずスルーの教育訓練給付金
「教育訓練給付金?名前を聞いたことはあるが、具体的にどうすれば利用できるかよくわからないのでスルーしている」という方、多いのではないでしょうか?
教育訓練給付金は誰がどのくらいもらえる?
教育訓練給付金とは、雇用保険へ1年以上加入した人などが、厚生労働大臣指定の資格取得講座で学ぶ場合、費用の20%(Max10万円)or40%(Max20万円)などを国が補助してくれるものです。
在職中でも離職後でも、理由によっては20年経過後もOK
在職中でもすでに退職していても対象になりえます。退職した人は原則、離職後1年以内に始まる講座が対象です。ただし傷病や出産のため退職した場合は、要件を満たせば、離職後20年以内なら対象となります。つまり事情があった場合には、離職後10年以上経過していたとしても、これから手続きすることで給付金をもらえる可能性があるということです。
教育訓練給付金をもらう手続の流れ
具体的には、
①ハローワークで雇用保険の加入履歴が教育訓練給付金の支給要件を満たすか確認(必要に応じ適用対象期間延長申請書を提出)
②資格取得講座を選び、いったん費用全額を支払い、受講
③修了後、ハローワークへ支給申請書・修了証明書・領収書を提出
④給付金が指定口座へ振込入金
という流れになります。
教育訓練給付金対象の講座は?
現在、数多くのさまざまな対象講座があり、通学以外にも通信やWeb講座も用意されています。過去に制度を使ったことがある人は、雇用保険加入期間が3年以上必要となるなど変則的な部分もありますが、上記の流れで、思うよりも簡単に手続きできます。
詳細について不安な点があれば、社労士かハローワークへ相談するとよいでしょう。
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